とある地域の妖怪事典blog

下野国を中心として、怪異妖怪俗信など広く拾っていきたいと思います。地域の文化や伝承の再発見、教育のためなど広くご活用いただければと公開しました。

十三年おきの火事

 喜連川に伝わる。

 鷲宿の山谷には十三年ごとに大火事がある。

 昔、みすぼらしい坊さんのような人が流行り病を治してくれた。しかし、その坊さんを焼き殺してしまった人がいたために、十三年ごとに火事があるという。

 

 

 (『喜連川町誌』p526~527)