2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
国分寺町本町の西端花見ヶ岡の裏手に蛇骨塚と呼ばれるところがあり次のような伝説がある。 鎌倉時代にこの地にすんでいた川井兵部の妻は夫への嫉妬心が高じ、大蛇に変身し、寺の池に住み人々を悩ませた。 村人たちはこの大蛇を慰めるため人身御供をさしだし…
栃木県足利郡月谷町下の宮の飯綱神社には次のような話がある。明治の中頃までは本社殿の下にオトカサマが穴を掘って住んでいる。オトカサマはキツネ又はムジナと考えられるという。その動物の出入りで人の吉凶を占った。またオトカサマは人間に憑くものであ…
栃木県教育研究所に「下野の故事ことわざ」調査協力校から寄せられた事例に「夜泣くと屋根裏からモモンガアが来て連れてって頭から塩つけて食べてしまう」という事例がある。(臼田甚五郎監修『下野の故事ことわざ辞典』三弥井書店 1981年 p121) 具…