2018-08-15 富士山のご幣 昔、駿河の富士山を登る人は、岩舟町の富士山(ふじやま)におこもりして無事に登山できるよう祈願してから登った。 ある時、富士山の神社を直すので、ご幣を一時総代さんの家へ持って行ったが、その晩火事があり、総代の家は焼けた。 後になって富士山のご幣は近くの畑の中に無事に立っていた。誰が運んでくれたのだろうと皆に聞いたが、誰も知らないとのことだった。 (『岩舟町の歴史』p383)