とある地域の妖怪事典blog

下野国を中心として、怪異妖怪俗信など広く拾っていきたいと思います。地域の文化や伝承の再発見、教育のためなど広くご活用いただければと公開しました。

2020-07-23から1日間の記事一覧

狐の大木

さくら市喜連川につたわる。 大槻という名前の大木から光が出ていた。 ある日庄屋が木こりを頼んでその木を切ることにしたが、のこぎりで切っても次の日にはおがくずが元のようになっている。庄屋はおがくずを燃やすようにして対処した。するとその晩大槻の…

カマキリおばさん

『親と子のための栃木の学校の怪談』にある話。 1994年の発行の本だが、20代の女性から聞いたということが書いてある。 口裂け女の話が下火になったころ、宇都宮で結構流行ったという。 カマキリおばさん、あるいはカマキリ女は、下校の途中、両手に鎌…