とある地域の妖怪事典blog

下野国を中心として、怪異妖怪俗信など広く拾っていきたいと思います。地域の文化や伝承の再発見、教育のためなど広くご活用いただければと公開しました。

鬼 豆まきのいわれ

大神宮さまがこの世をつくったときに、大豆小豆麦小麦米を作り、秋には大豆が一番先に食べられるので大豆をまいた。
鬼がそれを持っていってしまうのでネズミをつくり、大豆をくわせた。
すると鬼は猫をつくりネズミをとらせた。
それで仕方なく豆を煎って鬼にぶつけると、鬼は逃げた。節分のいわれ。


栗山の昔話p62