2019-06-27 血とりばあさん 大正八年野木町生まれで、教員をした長浜精が子どものころに母に聞いた話。母が足踏みの米搗きをしていると、百回とか二百回とかいって手伝った。手伝いながら話を聞いたり唄を聞いたりした。その中に「血とりばあさん」や「花屋敷の黒豹」という話があったという。母は宇都宮西原小学校の出身とのことなので、もとは宇都宮で聞いた話かもしれない。(長浜精『校長の四季』誠進社 1978年 p261)