栃木市の話。 昔子どもたちの仕事は子守り、風呂汲み、それから夕方の酒買いだった。人家もまばらで外灯もないところを徳利をさげ、小銭を温かくなるほど握りしめていく。 ひどいぼさっか(薮のこと)の中の用水堀沿いの道を走るように通り抜けようとすると、 …
芳賀郡小貝村大字文谷にはアズキトギ坂という坂道がある。昔そこを夜遅く通ると、ゴッチャゴッチャと小豆をとぐ音がしたという。 (高橋勝利「米とぎ婆さまと小豆とぎ婆さま」高橋勝利編「芳賀郡土俗研究会報」1号 芳賀郡土俗研究会 1929年)
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