矢板市泉区に伝わる。矢板の平野村におうらさんという人がおり、隣村に嫁いだ。 夫婦仲は良く、お人好しであった。そのため、保証人になり他人の借金のために屋敷まで手放してしまった。それでも黙々と働いていた。おうらさんが三十三歳の厄年のときに家に帰…
矢板市に伝わる。 老婆が亡くなり組内のものが二人で寺山観音寺の住職に知らせにいった。地蔵坂で暗くなり、蟻が腰という所まで来ると白い着物の人が黙って二人の間を通り抜けていった。 寺につくと、住職は既に女性が亡くなったことを知っている。 驚き、…
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