湯西川の伴久旅館に伝わる。昔、凶作や疫病で村の子ども達が次々死んだ。 慈光寺の和尚がある晩目を覚ますと本堂から泣き声が聞こえる。不審に思って行くと、死んだ村の子どもたちがお腹がすいたと泣いている。 この話を当時の名主、伴久衛門が聞き、蔵の米…
湯西川の伴久旅館で語られた不思議な話。 ある年の冬のこと、田代山に杓子作りに出かけた村人七人が途中雪崩に逢い帰らぬ人となった。 丁度そのとき現場から南里も離れた慈光寺の本堂で雪崩の大音響がした。栃木県教育委員会編『栗山の民俗 栃木県民俗資料調…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。