とある地域の妖怪事典blog

下野国を中心として、怪異妖怪俗信など広く拾っていきたいと思います。地域の文化や伝承の再発見、教育のためなど広くご活用いただければと公開しました。

2018-03-18から1日間の記事一覧

ハヤリガミ

栃木県安蘇郡野上村語彙に載る。疫神のことという。

ミカヅキサマ

小字大戸と小字小戸との岐路にある。正月三日に祀る。腫れ物があるときに三日間餅を食べぬと誓うと治るという。栃木県安蘇郡野上村語彙

マド

マド 悪魔のこと。マドヨケといって風の吹く日には草刈り鎌を家の外れになどに立てた。栃木県安蘇郡野上村語彙

ダイマナコ

一つ目小僧。 十二月八日(または四月八日とも)の朝に来る。ヤマカゴ、キノハカゴなどに唐辛子をやいてはさみ外に出す。 栃木県安蘇郡野上村語彙

トオリガミ

大風の時に栃木県安蘇郡野上村では、カザヨケとして、鎌を竿の先につけて軒先に立てる。トオリガミの難を防ぐためだという。 栃木県安蘇郡野上村語彙

ショウマナコ

旧暦二月八日に来ると信じられている怪物。十二月八日(または四月八日の説も)に来るという大マナコに対するもの。この日に籠を屋外に出す。 栃木県安蘇郡野上村語彙

オーカミ

新墓に被せるメカイのことを安蘇郡野上村ではオーカミハジキという。狼から防ぐという。また魔除けともいう。 「栃木県安蘇郡野上村語彙」