2021-01-01 お花渕 塩谷郡喜連川町に伝わる。 昔、お花という娘がいたが、ある事情により両袖に石をいっぱい入れて身投げをした。それからお花渕というようにになった。荒川・内川の落ち合ったところから少し下ったところである。死体は見つからず、今も堰普請はじめると、たとえ晴天の日でも雨が三粒なりと降ると言われる。(喜連川町誌編さん委員会『喜連川町誌』栃木県塩谷郡喜連川町 1977年 p523)