教伝地獄
片仮名本・因果物語
には生きながら地獄に落つる事
として、
那須の教伝というものが山へ薪を取りに行くときに母を踏み倒して行ったが、地獄(ここでは温泉地などで熱湯が吹き出ているところの意)に落ちて煮えてしまった。
今でも教伝地獄と伝えられ「教伝甲斐なし」といえばわき出るとされているという。(高田衛編『江戸怪談集』中 岩波書店 1989年 p131)
昭和50年代には二代目の地蔵がたてられ、
平成三十年現在、五月の末日になると地蔵縁日が開かれている。
現代のことについては下記ブログに詳しい。
http://nasu-kougei.main.jp/jizoo2.htm
(2018年6月10日閲覧)