2018-05-03 神の真弓 大平町真弓に伝わる。 諏訪神社(磯山神社)にかつては大木がそびえていた。 当時の人々は巨木のうろに大蛇がいると近づかなかったが、ある若者が勇ましいところを見せようと、木の枝を折って自慢をした。 するとその枝は光り、人々はあまりの立派さに驚き、大きな噂になった。 時の天皇に献上され、都の学者が神の遊ぶ真弓であるとしたので、 それから地名が真弓となったといわれている。 ( 大平町図書館編『ふるさと民話 大平町ふるさと民話 おおひら風土記』平成3年p62)