各地に伝わる。
いわゆる追い剥ぎのことであるが、
追い剥ぎがでるから気を付けろといういわれ方をして恐れられていた場所というのがある。
たとえば栃木市の岩舟町、富士山には昔オイハギがでたから気を付けろと親に言われたということがあったという。
話者によれば実際にオイハギが出たというよりも自分の親もそういう話を聞いてきたため、同じように娘にいったのではないかという。
街灯が町につくようになった頃まで言われていたようである。
他にも例をあげれば小山市に狐やオイハギが出る道というのがあり、他の妖怪と並んで恐れられていたようだ。